【プロフィール】
田畑 颯(右)
早稲田大学商学部2年。2016年6月より株式会社フェズで長期インターンシップを開始し、1年間の休学を選択。
卒業後はフェズに入社し、3年以内に起業予定。
梅村 春菜(左)
上智大学経済学部3年。
2016年10月から株式会社フェズで長期インターンシップを開始。NYの通信社にてインターンを経験した後、現在は人事広報部として、社内の紹介記事や社員のインタビュー記事を執筆・発信している。
Google出身の伊丹氏が2015年に創業し、年間300%近い驚異的な急成長を続けているベンチャー企業、株式会社フェズ。Google・リクルートを筆頭に、大企業からも精鋭メンバーが続々と集まるフェズでは、現在12名の長期インターンシップ生が活躍している。
今回は、そんなフェズで創業直後から長期インターンとして活動している2人に、お話を伺った。
今では社員に勝るとも劣らない活躍ぶりを見せるインターン生の2人だが、インターン開始当初は仕事に関する知識も経験も全くなかったという。そんな2人に、インターンシップを通して得た学びと、これからインターンを始める学生へのメッセージを語っていただいた。
「友人が紹介してくれたから」という理由だけでインターンを始めました

インタビュアー:お二人はもともとWebや広告の仕事に興味があったんですか?
梅村:全然そんなことないですよ!
興味がなかったというか、単純にWebや広告に関する知識がありませんでした。
友達が元々フェズでインターンをしていて、凄くいい会社だと勧めてくれて、これだけ自信を持って言うならきっと信頼できるだろうと。
色々話を聞いてみると、元Google社員が創業したらしく、なんか面白そうな会社だなと思って。仕事内容についてあまり知らないまま、気付いたらインターンを始めていたって感じです。
田畑:僕もそうですね。Web関係のインターンをしたいと漠然とは思っていましたが、事業の内容よりも一緒に働く人がとにかく面白そうだなと魅力に感じました。
インタビュアー:今ではお二人ともバリバリ現場で活躍されてるって聞きましたが、インターンを始めてから頑張って勉強されたんですね。
田畑:そうですね。僕に限らず、うちのインターン生は知識がない状態から始めている人がほとんどだと思います。みんな入ってから頑張ってますね。
採用基準は「知識があるかどうか」ではなく「フェズで何をしたいか」ですね。
インタビュアー:田畑さんはどういうきっかけでインターンを始めたんですか?
20代のうちに起業したいという想いがあって、フェズの前にも別の会社でWeb制作のインターンをしていました。そこでの仕事は面白かったんですけど、ゼロから事業を作るような、起業に繋がる経験ができたかといえばそうではなかったんですよ。
当時のフェズは設立して半年くらい。雑用でもなんでもいいから、ゼロから会社を作る過程に携わってみたいと思って、社長にお願いして入れてもらいました。そして入社してすぐ、早稲田大学を1年間休学することを決めました。
マンションの小さな一室に社長と僕。そんな毎日でしたね(笑)。
梅村:休学なんて、本当にすごい行動力だよね。同い年だけど、私と比べ物にならないほど濃い経験をしてきたんだろうだなって思う。
インタビュアー:梅村さんはお友達に紹介される前から、インターンシップ自体に興味はあったんですか?
梅村:インターンに決めてたわけではないですが、2年生の秋頃からそろそろ何か始めなきゃな〜・・・とは思ってました。でも3年生の夏にただ短期インターンに行くのも自分には合わなそうだと思っていて、周りがやっていないことに挑戦してみたいなと漠然と思っていたんです。
そんなタイミングで、友達に声をかけてもらったんです。田畑くんに比べて普通ですみません(笑)。
インタビュアー:いえいえ。それぞれ違うバックグラウンドを持った方がフェズのインターンに集まっているんですね。
フェズの長期インターンシップで、自分が本当にやりたいと思える仕事に出会えました。

インタビュアー:今お二人はどんな仕事を任されているんですか?
田畑:僕はフェズのメイン事業のリテイルテック事業部でエンジニアとして働いています。元々Web広告の運用と並行していましたが、今はエンジニア一本に絞っています。
梅村:田畑くん、すごいんですよ。休学中は毎日出勤してほぼ社員みたいでしたが、復学した今でもバリバリに働いています。よほどこの仕事が好きなのか、と。
インタビュアー:同い年の梅村さんから見ても、田畑さんは相当すごいんですね。
田畑さんは、フェズのインターンシップのどんなところが面白いと思いますか?
田畑:やっぱり自分が判断したこととか、実行したことの全てに対して反応があるのが面白いですね。例えば以前やっていた広告運用でいうと、広告の出し方をほんの少し変えただけでも、色々な数値に変化が出て結果が大きく変わるんです。
そういう数字的な反応ももちろんですし、良い仕事ができた時にクライアントから直接感謝の言葉をいただけるのも嬉しいです。
以前のインターンでは自分のやった仕事がお客さんにどう役立っているのかよく分からなかったので、これはとても新鮮でした。
インタビュアー:なるほど。梅村さんはどうですか?
梅村:私は人事広報部に所属して広報用のコンテンツを作っています。
広報は、会社のブランディングはもちろんですが「本来なかった機会を作る」仕事だと思っています。
この前ある社員の記事を書いた時、それをクライアント様が事前に読んでくださったことがあったんです。その記事が会話のきっかけになって商談がうまく進んだと営業部の社員が喜んでくれて。
「フェズってこんな会社なんだ」「フェズにはこんな人がいるんだ」と世間に広めてフェズにとって何かの機会を生み出せれば、これ程嬉しいことはないです。
実は最初、田畑くんと同じように広告運用を手伝っていたんですけど、たまたま社内で人事広報部ができるタイミングで。社外広報記事を作ってみたら凄く面白かったんですよね。すぐに社長に直談判して異動させてもらいました。
インタビュアー:自分で希望して新しい仕事に挑戦することになったんですね。
梅村:はい。最初は必ず目の前の仕事に追われます。それに慣れてくると、自分に向いている仕事が少しずつわかってきます。そこからどう行動するかが分かれ道かなと。
さっきの田畑くんの話じゃないですけど「何でもいいからやらせてください!」て、色々興味を持って、自分から手を挙げられる人がうちの会社は好きだと思います(笑)。
インタビュアー:なるほど。逆に、これまでインターンをしていて苦労したことって何ですか?
田畑:数え切れないぐらいありますよ(笑)。
特に最初は社会人とのコミュニケーションに苦労しました。学生として年上の人と話すことと、ビジネスパーソンとしてお客様と接することの違いがよく分かっていなくて、最初のうちは社員やお客様にたくさん迷惑をかけました。
納期を守れなかったり、相手の名前を間違えて呼んでしまったり・・・みたいな初歩的なことでよく注意を受けていました。今でこそ当たり前にできますが、最初はいわゆるビジネスマナーのところで苦労しました。
インタビュアー:梅村さんはどうですか?苦労した経験。
梅村:やっぱりベンチャーなので学生であっても成果を求められるのと、その方法も自分で探さなきゃいけないのがキツかったですね。
ほんとに入社初日からぱっと案件を渡されて、「これ運用してみて!」みたいな感じでしたからね(笑)。
右も左もわからなくて、それでもここにいるからには何かを生み出さなきゃ…と悩んでたら1日が終わってるみたいなことがよくありました。
社長や田畑くんに聞けば優しく教えてくれるんですけど、質問ばかりしたら迷惑かなと思うと、最初は質問することもなかなかできなくて苦労しましたね。人を頼るのって思ったより難しいなと思いました。
就活に悩む人、起業を目指す人全員に長期インターンはおすすめしたい

インタビュアー:フェズの長期インターンシップで得られた一番大きなものって何だと思いますか?
梅村:一言で言えば、「自律力」が身につくインターンなんじゃないかと思います。
何かアイデアがあった時に「面白そうだね」だけで終わるのではなく、そのアイデアを本当に実行に移すのがフェズという会社です。
しかも、言い出した人に責任者を任せてくれて、言い出したからには途中で投げ出せない。更に言えば、社員は皆とても忙しいから、インターン生の面倒ばかり見ていられない(笑)。私の場合だと、さっき話した人事広報部の仕事ですよね。元々この仕事はインターンに任せる予定はなかったと思うんですけど、何かを発信することで人に影響を与えたいという私の想いを汲み取ってくれました。
そういう環境なので、言い出したこと、やり始めたことを最後まで実行する力は凄く鍛えられるんじゃないかと思います。
田畑:僕の場合は広告運用とかのスキルはもちろんですが、一番は普通の学生生活ではまず会えないようなむちゃくちゃ優秀な人たちと出会えたことが一番大きかったと思います。
フェズにはGoogleやリクルートでトップの業績を出したセールスもいますし、エンジニアもかなり技術レベルの高い方が集まっているんです。僕は大学卒業後はフェズに入社して、3年後には起業したいと考えているので、営業にしても開発にしても全ての分野で最高の先生がいるのは本当に恵まれているなと思います。
梅村:私はちょうど今就活をしているのですが、フェズでインターンをしていなかったら、就活の仕方が全く違っていただろうなと思います。
経験があればそれを行動の軸にできますが、経験がなければ理想と想像で企業を選ぶしかないので。
どんな進路を目指す人にとっても、長期インターンシップで得られる経験は大きいと思います。
インタビュアー:ありがとうございます。最後に、これからインターンを考えている学生に対して一言メッセージをお願いします。
梅村:納得できる進路を見つけるためにも、インターンは是非挑戦するべきだと思います。
就活でよく聞かれる自分のやりたいこと、興味のある業界、ほとんどの人はよくわからないと思います。でも、最初はそれが普通だと思います。
私は長期インターンを通して、様々な経験をさせてもらいました。そしてその全てが自分の判断軸として活きています。入社当初は「何したいのか全然わかんなーい!」って感じだった私でも、今では進みたい道を明確に考えられています。
それも、自分の頭で考えて自分の足で行動したからこそ、得られたものではないかと。
きっかけは「元Googleの人の会社って面白そう」とか「同世代の学生が頑張ってるから」とか、そういうので全然良いと思います。そこでちゃんと一歩踏み出せる人であれば、フェズは歓迎してくれます。
他にも就活生が何人かいますが、入社当初から比べてとんでもない成長を遂げていますよ。私と同じように部署異動した学生もいます。
最初は田畑くんみたいなインターン生を見て圧倒されることもあると思いますけど、頑張ってください(笑)。
田畑:僕も梅村さんと似てしまいますが、迷うぐらいならまずは飛び込んでみたらいいんじゃないかと思います。
僕も自分の将来について悩んだ時期があったんですが、一人で悩んで答えを出すのには限界があると思うんです。身近にこれだけ優秀な人が集まっている環境があるのだから、全力で仕事をしつつ彼らの力を借りて悩んだ方が、絶対に良い答えを出せると思います。
すぐにゼロワンインターンの応募ボタンを押して、うちで契約書を書いて、それから何をやるか考えれば良いんじゃないでしょうか!
梅村:そのメッセージ、すごく怪しい気がするんだけど・・・(笑)
みなさんと一緒に働けるのを楽しみにしています!
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